日本最南端の中国帰国者の店!

『北京飯店』『天津』

 ここより南にはないだろう!!
★亜熱帯の島で亜寒帯の街ハルビンの味で楽しませてくれるお店が、
石垣市の港近く、美崎町にあります。
『北京飯店』を経営するのは18年前にハルビン・尚志から帰国した二世の呉さんご夫婦。
お母様が宮古島出身。

 

中国料理 
『北京飯店』

営業時間:AM11:00-2:00PM、5:30PM-10:00PM、
пF09808-2-7806
石垣市美崎町8-15(市役所通りから沖縄ツーリスト角を入る小さい通りの右側)


中国地図と天安門をバックに
店主の呉島常子さんと店を手伝う
親戚の三世のお嬢さんたち。

店主の呉島国明(中国名:呉国章)さんは、
もともと調理師だったわけではなかったのですが、石垣に台湾出身者の中華料理店はたくさんあるが、北方の味を食べさせる店がなかったことから、7,8年前にカウンターだけの小さなラーメン屋からスタート、地元の顧客をつかみ、だんだん店を大きくしていきました。
 昨年 店を改装し、今では座敷が数席とテーブル席が2つという店構えになっています。早速、メニューを見ると、おっ、「肉じゃがいも炒め」(800円)というのは「肉じゃが」のように聞こえますが、中国東北のおふくろの味、「土豆絲」のことですね!その他、定番の水餃子(500円)に加え、地元のニーズに答えて台湾名物、焼きビーフン(900円)も取り入れてあります。どれも本当においしい。
 この日も、座敷は地元石垣の家族連れの小宴会でほとんど埋まっていました。地元にしっかり定着していることが窺われます。
 厨房でも親戚の二世ご夫婦が活躍。大家族で店をもり立てています。 

 

そして、『北京飯店』から歩いて2,3分のところには、呉島さんの妹の島尻琴美(中国名:呉国琴)さん夫婦が切り盛りする『中国料理・韓国料理…天津』が今年9月にオープンしたばかり。
小上がりとカウンターの小じんまりとした店ですが、「厨師傅」の楊志軍さんはハルビンでもコック
をしていた人で、石垣では手に入らない東北料理の調味料のことを嘆きながらも、何とか本場の味を出そうと工夫の日々。メニューには、向こうで朝鮮族の人に習ったという冷麺などの韓国料理も。
石垣に来て18年の琴美さんは、来日当初の2,3年は、気候に慣れるのに大変だったとのことですが、もう気候風土にも慣れ、今はとにかくこの店に燃えています。
ここも、もちろん水餃子(お母様の島尻さん手作り、本場の皮と具!500円)がお勧め。他には、楊さん自慢のナス料理もあります。開店間もないため、今のところ無休。(写真は島尻琴美さん)

中国・韓国料理
『天津』

営業時間:5:00PM〜12:00PM
пF09808-2-1127
  石垣市美崎町10-8(警察署と消防署のある通り沿い、
天神閣の斜め向かい)八重山へご旅行の際は、
この2軒にぜひ立ち寄ってみて下さい。

食べに来てね!! 島尻さんご夫妻

(ご案内は自費特派員、An-changでした)