交流実習参加者募集案内

★中国帰国者センターでは、中国・樺太(サハリン)等からの帰国者と地域の皆さんがともに学ぶ場を提供しようと「異文化コミュニケーション体験実習」を実施、年間で延べ約250人の方が参加しています。お気軽にご参加下さい。続けて参加すれば、あなたも異文化コミュニケーションの「達人」になれるかも? 団体、グループ、個人…どんな形の参加でも歓迎! 詳しくは、当センター教務第一課 交流実習係までお問い合わせ下さい。
日本語を使った実習は6ヶ月に3〜4回、学生の母語を使った実習は6ヶ月に1〜2回、それぞれ実施しています。

 

90期の実習予定

(以下は現在のところの予定です。変更する場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。)
《日本語を使った交流実習》
  1回目 2012年 3月15日(木)
 
  2回目 2012年 4月19日(木)
 
  3回目 2012年 6月14日(木)
 
《学生の母語を交えた交流実習》
2012年 5月22日(火)
 

 

 「中国帰国者定着促進センター」は、国費帰国の中国残留邦人とその同伴家族を対象に、日本社会における適応促進のための予備的集中教育を行う全寮制の機関として、1984年2月に開設されました。
 1998年10月からは樺太(サハリン)等の残留邦人とその同伴家族も併せて対象となっています。
 厚生労働省の外郭団体である(財)中国残留孤児援護基金が、厚生労働省の委託を受けて運営を行っています。

〒359-0042 埼玉県所沢市並木6-4-2
TEL:04-2993-1660、FAX:04-2991-1689
E-mail:kyohmu-1@kikokusha-center.or.jp

→センターまでの道のり

中国帰国者定着促進センターの概要

● 対象者
 中国や樺太(サハリン)等から国費で帰国した邦人と その同伴家族

● 研修期間
 帰国直後の6ケ月弱で、月曜日〜金曜日は1日6時間
(1月、7月開講)

● 入所者数
 1期あたり20〜50人前後(7〜15世帯)

● クラス編成(1クラスあたり5〜10人、全体で5〜10クラス)
 母語や年齢、日本語学習歴、学習適性、経歴など非常に多様な学習者であるため、これらの要素を考慮してクラス編成を行っています。
 ◆成人青年コース …30〜60歳代の成人世代+学齢を過ぎた青年
 ◆学齢期児童生徒コース
 ◆特別コース …高齢・育児・介護等の事情のある人。

● 研修修了後の定住先
 ◆身元判明世帯 …原則として肉親の住む都道府県へ
 ◆身元未判明世帯 …当センター在所中に身元引受人を決定し、修了後その引受人の住む都道府県へ

● 修了後の日本語学習
 原則として各定住地にある自治体運営の『自立研修センター』で引き続き6ケ月の研修を受けます。定住地に自立研修センターがない場合は、帰国者向けの他の日本語教室で研修を受けるか、自立指導員の支援を受けます。
 また、北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県に『中国帰国者支援・交流センター』が開設され、通所と通信教育による学習支援を行っています。

帰国者センターQ&A
 
Q.サハリンと中国で、帰国者の戦後の残留事情の違いは?
…中国帰国者は大きく残留孤児と残留婦人と呼ばれる方々に分けられます。サハリン残留邦人は、この中国残留婦人と同じように戦後の混乱の中、日本に帰れないままになっていた方々で、残留孤児のように身元がわからなくなるといった事情の人は稀であるという違いがあります。
 
Q.家族全員で来てるの?
…帰国邦人は、既婚の二世家族1世帯と未婚でまだ独立していない二世を同伴できますが、残りの二世世帯は残して帰国しています。
 
Q.定着促進センターは所沢だけ?
…他法人運営の定着促進センターが大阪にありましたが、2008年4月に閉所となり、現在残っているのは所沢だけです。
 
Q.退所後の学齢期の子供たちは?
…居住学区の小中学校に編入されます。

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● センターの組織
 ◆教務第一課 …下記の「異文化適応教育」(1日5〜6時間)
 ◆教務第二課 …遠隔学習支援(通信教育)と全国で行われるスクーリング(通所)の取りまとめ
 ◆総務課   …国が決定した居住地に円滑に定着するための指導、帰国者と身元引受人等とのお互いの意思疎通を
            図るための面談の場の設定等
            職業関係の講義、見学求職票作成および職業相談
 ◆宿泊棟   …集団生活上の指導(土曜日 3時間および宿泊棟在棟時)
★ 当センターでの教育は「異文化適応教育」という大きな枠組みのなかに位置づけられますが、ここでいう「適応」とは、決して日本社会への同化を指すのではなく、「異文化の環境において環境との相互作用のもと、自己実現を目指す過程」を指しています。したがって、センターでの教育目的は、単に道具としての日本語や日本の生活習慣の伝授ではなく、異文化の地、日本における学習者の自己実現を支援することにあります。

帰国者センターの研修と実習

● 研修プログラムの例( 成人・青年コース )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ◎日常生活での行動: 買い物、交通、医療、銀行 等
 ◎交流: 日本人ゲストとの交流、交際事情の文化差、一定の話題をめぐるコミュニケーション 等
 ◎ことば: 日本語の発音、文法、語彙、読解、作文、自学自習力(辞書引き、単語帳作り) 等
 ◎知識: 日本社会の背景事情(政治、経済、価値観等)、情報収集の方法、異文化適応について 等
● 研修の方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 当センターでは、異文化の環境下で起こりうる様々な場面や問題を客観的に観察し、反芻することによって異文化理解や問題解決のための法則を考え出し、それを自身で検証していくという姿勢を涵養することを目指しています。そのために、異文化理解促進のための座談会や、日常生活場面での行動力養成のための体験的な問題解決学習法など、さまざまなアプローチを、語彙や文型の練習ドリルなどの日本語の基礎トレーニングと並行して実施しています。
● 体験を通して学ぶ「実習」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 実際の体験とそのフィードバックを通して学習する活動を「実習」と呼んでいます。たとえば、日常生活での行動力を高めるために 買い物や道聞きなどの実習も行っていますし、皆さんが参加される活動も、次に述べるような目的を持った実習なのです。
● 活動タイプ例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
a) いくつかの話題を巡ってコミュニケーションする歓談形式の活動 …(例) 趣味について話す
b) 「中国やサハリン文化紹介」的な技能を習う、または「日本文化紹介」的な技能を学習者に教える活動 …(例) 餃子作り、
中国語/ロシア語/朝鮮語
中国/ロシア/日本の歌
c) 娯楽を通してともに楽しむ活動 …(例) ゲーム、スポーツ
d) 通訳を介した座談会を通じて互いの異文化理解を深める活動 …(例) 日・中・ロシア交際事情
e) 互いに相手の母語を交えた、歓談形式の活動
(中国語、ロシア語、朝鮮語、日本語を用いて)
↑特にこの活動の参加者を募集しています!
a〜d学習者の母語が出来ない方を参加の条件としています(この後のQ3参照)。
学習者の母語を学んだことのある方と学習者とのコミュニケーション体験の場です。
詳細についてはお問い合わせください。
Q1 どんな人が参加してるの?
…「異文化交流体験」講座の一環として参加される方もいれば、ボランティア活動の一環として、またその他の様々な目的で参加される方がいます。当センターでは、実習がどの方にとっても有意義な場となることを願っています。
Q2 実習って何をすればいいの?日本語を教えてあげるのかな?
…皆さんの立場は、決して教師の代行やアシスタントではありませんし、「日本人の代表として日本語や日本の事情を教えてあげなくちゃ」とお考えになる必要もありません。あくまで一個人として、普段着のままで入所者と出会ってくださること、それが皆さんにお願いしたい課題です。
Q3 でも、帰国者の皆さんって日本語ができないんでしょう?
…もちろん、入所者の日本語力はまだ不十分です。その段階で自分の母語が話せない日本の人と交流するのは容易ではないでしょう。しかし、彼らは日本語力があってもなくても、退所後は、中国語やロシア語のできる人がほとんどいない日本社会に入っていくことになります。日本語力がつくのを待って初めて交流できると考えるのではなく、双方がそのときそのときの持てる力(非言語的手段も含めて)で何とかして伝えよう理解しようとすれば、交流はできると当センターは考えています。参加される皆さんも、一隣人として帰国者を迎え入れるお気持ちで、何とかしてコミュニケーションを図るよう、やってみてください。
Q4 交流実習って何回ぐらいあるの?
…1期中(6ヶ月)に、日本語を使った交流実習は3〜4回、学生の母語を使った交流実習は1〜2回を予定しています。1回目には難しかったコミュニケーションも、2回3回と参加するうちに慣れて楽しくできるようになるものです。まずは1回参加してみてください、そして、ぜひ継続してのご参加を!
Q5 土日に参加したいんですけど、どうしたらいいの?
…中国帰国者支援・交流センター(御徒町)でも交流実習を行っています。こちらは土曜日が中心です。お問い合わせはTEL:03-5807-3173、URL:http://www.sien-center.or.jp/ (担当:平城、益村)まで。

実習に参加される皆さんへのお願い

 日頃、教職員以外の日本人と接触の少ない当センター学習者にとって、外部の方との実習は大変貴重な「日本の方との接触の機会」となっています。この日のために人数の割り振りをし、いろいろと準備をして、学習者・講師一同、皆さんをお待ちしています。実習を双方にとって意義のあるものとするために、以下のことを改めてお願いいたします。

1)直前のキャンセルはなるべくお避け下さい。
※急に参加できなくなった場合には、代わりに来て下さる方を探していただけると、大変助かります。

2)参加が不可能になった場合は 必ずお電話でご連絡下さい。 …教務第一課直通(04-2993-1660)

3)遅刻をなさらないようにお願いします。お時間に十分な余裕をもってお出かけ下さい。

4)当センターは十分な駐車スペースを備えておりません。お車でのご来所はなるべくお避け下さい。

※当センター付近では、徒歩5〜8分のところに航空公園利用者のための駐車場があります。