「東京の日本語教育を考えるつどい2015」ご案内

~全都大規模調査を踏まえ都立高校外国人枠の大幅な拡充を考える~
東京には39万人を超える外国人と多くの外国につながる人々が暮らしています。これら多文化を背景に持つ人々とその子どもたちは、 これからも地域に住み続け日本社会に定着し、一定の役割を担っていく大切な人々です。文部科学省も新たな省令等により、2014年4月 より、日本語指導が必要な児童生徒を対象に「特別の教育課程」を始めましたが、多くの学校では日本語教育などの体勢はまだまだ不十 分です。また、都立高校入試の在京外国人枠は少なく、狭き門となり、子どもたちの未来を閉ざす結果となっています。
今回のつどいでは、都立高校の外国人特別枠の問題を中心に、全都的な調査結果や現状、そしてあるべき方向について、みなさんといっ しょに考えたいと思います。

1、とき: 2015年5月24日(日) 午後1時~4時半(開場12時半)

2、ところ:東京しごとセンター(地下2階 講堂)JR中央・総武線水道橋駅西口より徒歩5分他http://www.tokyoshigoto.jp/traffic.php

3、資料代:1000円(学生700円)

【プログラム】
13:00~ 主催者あいさつ 議員ご挨拶(都議会・区市議会)
13:30~ 講演「大阪府立高校での外国につながる子どもの受け入れ体制と門真なみはや高校での取組」
大阪府立門真なみはや高校教諭 大倉安央氏14:30 報告1 「『東京都立高校在京外国人入試の実態調査』の結果と今後の教育行政に求められる改善点」当会事務局長 関本保孝
報告2 「多文化共生センター東京での外国につながる子どもへの学習及び進学支援」多文化共生センター東京 枦木典子氏15:10~ 休 憩
15:25~パネルディスカッション ファシリテーター:中山眞理子 大倉安央氏・枦木典子氏・小川郁子氏・関本保孝
16:15~16:30 要望書提案/閉会ごあいさつ

【主催】東京の日本語教育を考える会 代表・中山眞理子(090-8103-7497)
《呼びかけ人》泉田俊英(都立富士森高校)柴崎敏男(NPO法人サビジャ)杉澤経子(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター) 関口明子(公益社団国際日本語普及協会AJALT)新居みどり(ピナット子ども学習支援教室)小池由樹(CCS/世界の子どもと手をつなぐ学生の会) 野山広(国立国語研究所日本語教育研究・情報センター)春原憲一郎(日本語教育研究所) 宮崎里司(早稲田大学大学院日本語教育研究科) 李原翔(かながわあーすぷらざ外国人教育相談)  枦木典子(認定NPO法人多文化共生センター東京)
飯島時子(特定非営利活動法人日本語ぐるりっと)  横山文夫(NPOアイネット・エデュケーションズ) 小林普子(NPO/みんなのおうち)
藤田京子(FSC/外国人生徒学習の会) 中山眞理子(NPO多文化子ども自立支援センター・亜細亜大学) 
(敬称略・順不同)